2025.06.11
風速・風向きで変わる勝率|強風時に狙える競艇場とコースを解説
はじめに:競艇は「風の競技」でもある
競艇は水上スポーツである以上、風の影響を強く受ける競技です。
特に「強風時」は、普段のセオリーが崩れることも少なくありません。
この記事では、風速・風向きがレースに与える影響を、過去データとAI分析から読み解きます。
データで見る:風速と1コースの勝率の関係
特に風速5m以上になると、1号艇の逃げが決まりにくくなり、2〜4号艇のまくり・差しが増える傾向が見られます。
向かい風・追い風・横風でどう変わる?
向かい風(ホームからバック側への風)
-
スタートが難しくなり、インコースが立ち遅れやすい
-
ダッシュ勢(4〜6コース)のまくりが決まりやすい
-
展示タイムで「伸び型」の選手に注目
追い風(バックからホーム側への風)
-
1号艇の逃げがやや安定しやすい
-
まくりは流れやすくなり、差しが有効になるケースが多い
-
2・3コースの差し選手に妙味
横風(風向きが左右どちらかに偏る)
-
スタートのタイミングがばらつく
-
スタート展示と本番で進入の差が出やすい
-
外枠からのまくり差しに注意
強風時に注目のレース場は?
競艇場ごとに「風の影響を受けやすい/受けにくい」特徴があります。
強風で展開が荒れやすい場
-
唐津(風の通り道が多い)
-
江戸川(風+潮の影響もあり)
-
浜名湖(開放的で風が強く吹きやすい)
これらの場では、風速5m以上の日は波乱傾向が強まり、穴狙いに向いています。
風の影響が比較的小さい場
-
住之江(屋内水面・ナイター)
-
多摩川(防風林が多く風が遮られやすい)
安定して1コースが逃げ切る可能性が高く、強風でもあまり影響されにくい傾向があります。
AI予測がどう活かせる?
当サイトのAI指標では、風速・風向き・水面状況をレース直前に取得し、以下のような影響を数値に反映しています。
-
コースごとの展開パターン(逃げ・まくり・差し)
-
選手の風対応適性(過去成績を学習)
-
強風時に狙える穴選手の発見
つまり、**「普段は評価されない選手」や「風に強い選手」**を、風の状況に応じてAIが自動で見つけてくれます。
まとめ:風を読めば、波乱も読める
風速・風向きは、「オッズに現れにくい」情報の一つです。
だからこそ、予想に差がつく大事なヒントでもあります。
-
強風時には、「いつものパターン」ではなく「風を考慮した展開」を意識。
-
AI指標と風の影響を組み合わせれば、波乱レースも狙い撃ちできます。
おすすめの使い方
-
レース当日の風速・風向きに注目
-
AIの3パターン予測で「波乱シナリオ」もチェック
-
強風時は、1号艇過信に注意!