2025.06.14
モーター勝率と選手の実力、どちらを信じる?競艇予想の判断基準を解説
はじめに:競艇予想の永遠のテーマ
「このモーターは勝率が高い。でも乗ってるのはB級選手…」
「この選手はA1だけど、モーター勝率がボロボロ…」
競艇予想をしていると、こんな迷いに直面することはよくあります。
本命を狙うときも、穴を狙うときも、何を重視するかで舟券の方向性は大きく変わります。
この記事では、モーター勝率と選手実力のどちらを優先すべきかを、データとAI分析を元にわかりやすく解説します。
モーター勝率の基本と限界
モーター勝率とは?
-
前節までにそのモーターを使用した選手たちの成績の平均
-
「伸び」「出足」など調子の良いモーターは高くなる
限界ポイント
-
勝率の数字は整備次第で急変する
-
誰が乗っていたかで勝率は大きく変動
-
節の序盤(初日・2日目)はデータが浅く不安定
つまり、「数字が高いから買い」「低いから切り」では通用しません。
選手実力の安定感
実力を見るポイント
-
勝率(年間・直近)・グレード別(A1~B2)
-
コース別連対率・スタート展示
-
SGやG1出場歴・乗り慣れた競艇場かどうか
選手の実力は、モーターより「再現性が高くブレにくい」指標です。
特にスタート力と展開判断の上手さは、荒水面や強風時に真価を発揮します。
データ分析:どちらを信じた方が的中する?
当サイトで過去7年のデータからAIが行った分析結果から見えてきたのは
→ モーターだけが良くても、選手が乗りこなせなければ意味がない。
→ 実力選手なら、多少悪いモーターでも展開で勝つことがある。
AIの判断基準:両方を“重みづけ”して計算
AI予測では、以下のような要素を組み合わせてスコアを算出しています
-
モーター勝率(過去5走の平均)
-
前走タイム・展示気配
-
選手実力(勝率・スタート・事故率)
-
相手関係(同じレースに強者が何人いるか)
-
枠順・気象・進入想定などの周辺情報
つまり、単なる「過去の数字」ではなく、その選手がそのモーターでどう走るかをシミュレートしているのです。
実践例:こんな時どう判断する?
-
ケース1:好モーター × B級選手(中堅)
→ 人気先行。AI評価が低ければ「買いすぎ注意」
-
ケース2:A1選手 × 低モーター
→ 展示で気配があれば「積極的に狙う価値あり」
-
ケース3:中堅選手 × 伸び型モーター × 外枠
→ 波乱含みの展開に強い。穴狙いのキーマンになることも
結論:まず実力、次にモーター
-
「選手の実力で走る」 → 信頼できるのは人間(=再現性)
-
「モーターの調子は参考」 → 気配の裏付けとして使う
特にSG・G1戦では、調整力の高い選手がモーターの差をひっくり返すケースも多く見られます。
最後に:AI予測はどちらも数値化済み
-
選手実力 → 安定したスコア反映
-
モーター → 直前気配や過去成績で変動
-
結果 → バランス型/展開型/穴型として出力
直感に頼らず、「見えない比較」ができるのがAIの強みです。
-
実力があって、調子の良いモーターに乗っていたら?
→それは“買い”。
-
実力もなく、モーター勝率だけで売れているなら?
→それは“切り”。
この判断軸を持つだけで、あなたの舟券は変わります。