2025.06.09
1コースの勝率は本当に高い?コース別勝率データを可視化
はじめに
競艇ファンの間では、「とりあえず1号艇から買っておけばいい」という声をよく耳にします。
これは俗に「1号艇信仰」とも呼ばれる考え方で、特に初心者に広く浸透しています。
確かに競艇ではインコース(1コース)有利というのが定説ですが、果たしてそれは勝率だけでなく、実際の回収率(儲け)にもつながっているのでしょうか?
今回は、過去7年分のレースデータと、当サイト独自のAI分析指標をもとに、
コース別の勝率と回収率の実態を掘り下げていきます。
1コースの勝率はやっぱり高い
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全国平均で1コースの1着率は約50〜55%
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2コース:約15%
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3コース:約13%
つまり、半分以上の確率で1号艇が勝っているのは確かです。
この数字だけ見ると、「1号艇は圧倒的に強い!」と考えるのも無理はありません。
しかし…回収率で見ると?
では、1号艇の舟券を毎回同じ金額で買い続けたら儲かるのか?
実際の回収率(=当たりの払戻金 ÷ 購入額)を見てみましょう。
※回収率は平均値・簡略化した例。実データはさらに詳細に分布
ここで注目すべきは、勝率が高い1号艇でも、回収率は100%を下回るという点。
つまり、「的中率は高いが、儲からない」可能性があるのです。
なぜ回収率が低くなるのか?
理由は明確です:1号艇は人気になりやすく、オッズが低いから。
多くの人が1号艇を買う → オッズが下がる → 的中しても配当が少ない → 回収率が伸びない
これはギャンブルにおける「人気馬券あるある」で、1号艇もその典型です。
穴を狙うなら…3〜5コース?
では、どのコースの回収率が高いのでしょうか?
AI分析によれば、3〜5号艇の回収率が比較的安定して高い傾向があります。
特に、
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強風時やうねりのある水面
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モーター性能が突出している選手
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A1/A2の高実績者が外枠に配置されているとき
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などは、1号艇を崩す可能性が高く、波乱のチャンス。
まとめ:勝率と回収率は別モノ
1号艇は「勝つ可能性」が最も高いコースであることは間違いありません。
しかし、「儲かる舟券」とは必ずしも一致しません。
本記事のポイントは以下のとおりです。
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1号艇の勝率は高いが、回収率は低くなりがち
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人気になりすぎるため、配当が見合わない
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中〜外枠の選手にこそ、穴狙いの価値あり
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勝率と回収率を分けて考える視点が重要
今後はぜひ、「的中率」だけでなく「回収率重視の舟券戦略」も意識してみてください。
補足:当サイトのAI指標では…
当サイトのAIは、回収率の高い選手やパターンを自動抽出し、
1号艇以外にも注目すべきレースを可視化しています。
・3パターンの予測で、本命派・中穴派・高配当狙いにも対応
・会員限定で、モーター評価・気象影響など直前要素も加味可能
予想の“常識”を、統計とAIで塗り替えてみませんか?